覚王山北山霊苑 愛知県名古屋市の公園墓地(霊苑)
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お知らせ

2018年10月02日コラム

お客様に喜んでいただける「両家墓」

両家墓といっても色々な形があります。

北山霊苑にある事例をいくつかご説明させていただきます。

両家墓の種類

一口に両家墓といっても様々な形があるので、事例をもとにご説明させていただきます。

娘が継いでくれる「両家墓」

一番みなさんが想像しやすいパターンです。娘さんは嫁いでいるので「名字が違う」から、「両家墓」として建立するものです。

洋型が採用されることが多く、正面文字は「絆」や「和」など、「○○家」という形をとらないことが多く、代わりに花立などに「○○家」「△△家」と彫刻し、両家の形をとります。

ご供養される方は、娘様ご夫婦のどちらのご両親ともご供養される場合もありますし、娘様(奥様)方のご両親と一緒に入る場合もございます。

兄妹で同じお墓に入る両家墓

お兄様がお子様がおられず、妹様ご家族がこれからご供養されていく形になります。

お葬儀や、ご法事などはお兄様が主としてお祀りになられるのですが、将来的には妹様ご家族がご供養をされていく形になります。北山霊苑では、建立者(どなたがお墓を建てられたか)を連名にさせていただき、建立させていただいています。

娘様同士の両家墓

名字が3つになる為、両家という単位は超えてしまいますが、一つの両家墓の形になります。あまり名字を前面に出さないことが多くなり、ほとんどの方が洋型で建てられています。お花のイラストなどを多く用いて、彩あるお墓にされる方が多いです。

2代連続で娘様

上記とあまり変わりません。同じく名字が3つになります。やはり名字をあまり出さずに、彩のあるお墓にされます。

息子様のどなたかが中心となり、お子様のいないご兄弟の方も一緒に祀るお墓

北山霊苑の事例では標準のお墓と変わらない形で建立されています。ただ違うのは「お戒名」など、祀りされている方のお名前(俗名といいます)がフルネームになることです。通常は山田家之墓は山田家が祀られるのは当たり前なので、山田をつけないのがお墓の一般的な彫刻方法です。(私の場合だと「山田昌史」とは彫らずに「昌史」だけになります。)これをフルネームに帰ることで、後々の方もわかるようにします。

 

 

実際ご相談の多い「途中から両家墓」

上記の方法は最初から両家が決まっている形になりますが、実は両家のご相談の半分以上は「両家墓になる可能性が高い」というのと「今後娘である自分が面倒見ていく」もしくは「祖父のお墓に名字の違う母をおさめたい」というご相談を管理事務所にて受けさせていただきます。

「両家墓になる可能性が高い」ご相談

私共がご提案させていただくのは、「洋型」での建墓(正面は名字を避ける)の形か、和型でも正面を「先祖代々之墓」を刻まれるのをご提案させていただきます。こういったご相談の場合、実際に両家にする必要があるのが60年ほど先のご心配をされていることが多いのが実情です。のちの方が、やりやすいようにと建立するのが、この建て方になります。

「今後娘である自分が面倒見ていく」もしくは「祖父のお墓に名字の違う母をおさめたい」

これはどちらも同意です。ご相談いただいている方が「名字の変わった娘」に当たる方なのか「名字の変わった娘の子(つまり孫)」なのかの違いになります。実際に両家墓に変えなくてはいけないのは「孫」の方になります。

これをよく勘違いされます。娘様が継いだ時に「両家墓」にするのではありません。なぜなら娘様が継がれる段階では、まだ名字は一つだけなのです。その後娘様の代の方がお亡くなりになられたときにはじめて両家になります。ですので実際にされるのは孫の代になります。

ではどのように両家にされるかというと、実際に北山で採用されているのは「頭石正面額縁加工」が最も多いです。つまり「○○家之墓」と書かれた正面を削り直しをし「先祖代々之墓」に変更されるのです。額縁加工を採用することにより、頭石の厚みも変わらない為(むしろ加工のおかげて立派に見える)、非常に喜んでいただけます。

 

両家墓の注意点

様々な事例でご説明してきましたが、最も注意しなくてはならないのが、「その霊苑自体が両家墓を建立しても良いのか」につきます。残念ながら、両家墓を建立できる霊苑は一般的ではありません。場合によっては名字が違うだけで名義変更が高額になってしまう霊苑や納骨堂もあります。

上記に記載した事例はすでに北山霊苑にて対応させていただいた(建立させていただいた)両家墓ばかりです。

まず両家墓をご検討の際には、必ず可能なのか霊園に確認をしましょう。

また北山霊苑にて、ご心配されてる方もいつでも管理事務所にお越しください。きっとご安心いただけると思います。

 

 

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