皆様こんにちは。

本年もすっかり温かい陽気の訪れと共に、当北山霊苑管理事務所横の桜の木が開花の時を迎えております。

僕の御師匠様の受け売りですが、「真の美しさを愛でるならば秋の桜に春の紅葉を見よ」と良く言われました、「ん？ひっくり返って無い？」と思われるかもしれませんが、ちゃんと理由があります。

桜も紅葉も咲き誇れば実に美しい物ですが、それよりも、その花達を咲かせる為に雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、嵐の日も雪の日も、毎日同じ場所でジッと耐え続けるその姿こそが美しいのだと言う物です。

花が咲いて、散り落ちた花がまた木の養分となって次の花の為になる。

まるで我々と御先祖様との関係のようです、となれば、私たちは今まさに咲き誇っている「花」と言う事になるでしょう、そしてその花を咲かせる為、しっかりと大地に根を張り、花に力を与え続けている枝や幹は、さながら私たちの御先祖様や先人達と言う事になりましょうか。

今年も春の御彼岸に際しまして沢山の方々にお墓参りを頂き、その様子を拝見するにつけ、皆様がいかに御先祖様を大切にされておられるのかをスタッフ一同、肌で感じ、この上ない励みでありました。

当北山霊苑ではスタッフ一同、引き続き皆様のお墓参りを心よりお待ち申し上げております。

すっかり温かくなったとは言え、まだまだ朝晩の寒暖差が激しく、体調管理の難しい日々が続いておりますが、皆様にはくれぐれも御自愛くださいませ。

合掌