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2018年01月15日コラム
冬の風物詩
日本全土に寒気が流れ込み、園内には冬を感じさせる風景がちょっとだけ見え隠れします。
手桶に残っていた水が凍っていたり、霜柱ができたり。
霜柱自体は踏めばすぐに消えてしまいます。
そんな儚さがありながら土を持ち上げる力強さも感じさせてくれます。
霜柱を踏み、音を楽しみながらのお参りも風情があると思います。
冬ならではのお参りの楽しみ方ではないでしょうか。
自然を感じるお墓だからこその良さともいえます。
しかし、この「凍る」ということが古いお墓に対して少し困ったことがあります。
それは古いお墓の花立です。
古い花立は石に筒状の穴をあけ、直接水を入れてお花を生ける形をとっています。
現代の花立はステンレスを用いているため、清潔さと便利さを兼ね備えています。
また裏側に水抜き穴もあけているので、石自体に水がたまらないように改善されています。
古いお墓は石の中に直接水を入れているために、凍結による膨張でまれにひびが入る場合もあります。
穴を広げてステンレスに交換、水抜き穴の作成をするなど、リフォームすることもできます。
北山霊苑には管理事務所もありますし、スタッフも常駐しております。
メンテナンスなどもわかりやすくご説明をさせていただきます。
細かいことでも相談事がありましたらお気軽にご相談ください。