お知らせ
お墓って減っているの?
最近よく聞く「墓じまい」実際お墓って減ってると思っていませんか?
霊園の実状を書いてみたいと思います。
お墓って実際増えてる?減ってる?
有難いことに北山霊苑は増加しています。もちろん一つの要因だけではないので、少しづつご説明をしていきます。
減っている墓地って?
減っているお墓の第一位の要因は「田舎」であるという事に尽きると思います。名古屋に出てきてもう長いし、田舎に帰ることが無くなったので、お墓をこちらに移動したいとのお客様のご要望があります。ですので、どうしても人口の減っている田舎は世帯とともに、お墓が減少してしまいます。
それに比べると名古屋はまだ人口が増加する地区ですので、お墓の改葬元でなく改葬先になる傾向があるため、名古屋のお墓は増加傾向にあると考えています。
名古屋でも増えていない墓地は?
あまり名前を出してしまうと、霊苑批判と受け取られてしまうので、名前は伏せさせていただきます。なぜ、そこが減りやすいか考えると、条件があるという点が挙げられるかと思います。
お墓は「同じ苗字しか継げない」「娘だから(結婚したから)一緒に入れない」というお声があります。皆様正面に「○○家之墓」と書いているから、別姓は無理と思っています。そして、思っている通りの霊苑は減少傾向にあるようです。
娘の継承は認めない、同姓の従兄弟もダメでは、これから継承が難しくなっていくでしょう。
北山霊苑の場合は?
まず立地は都心になります。地下鉄が近い墓地なんて全国見てもそうあるものではありません。(実際は北山霊苑が先にあり、地下鉄が後で開通したのですが)お参りしやすいという点から、改葬先にお選びいただけます。
結婚した娘様しかいない場合のご相談ももちろんありますが、北山霊苑の場合まず管理事務所でお話をさせていただきます。霊苑管理の立場上「改葬先」の確認が必ず必要になります。また、どういった理由で墓じまいをされたいのか、お話を伺わせていただきます。その際に、「ほかに継承される方はありませんか?」といったこともお話しさせていただいています。
その際「娘でも継げるんですか?」と驚かれる方が多いです。実際にそれを確認され墓じまいをやめた方も多々あります。ご確認させていただいたところ、娘様が池下(北山霊苑に近い同じ千種区内)にお住まいという事でしたので、将来的に娘様の継承をご提案させていただき、娘様も非常に喜んでくださいました。
こういった事例があるのも、北山霊苑が減少しにくい理由の一つでしょう。
墓じまいの問題点
実際は昔からあった「お墓の引っ越し」を「墓じまい」という言葉ができてしまい。みんなお墓が減っていると勘違いしているというのもあると思います。ただし、それは近年のブームではありません。昔からやっていることです。昔と違うのは行先の選択肢が増えたことです。
実際減っている?増えている?
答えは簡単です。「田舎は減って、都会は増えている」実はそれだけなんです。北山霊苑がご相談に乗りやすいというのももちろんあります。使用者様のご不安を取り除くのも、私共の使命です。
使用者の方もご不安なことがございましたら、お気軽に管理事務所スタッフまでご相談ください。