よくある質問

親と宗派が変わることはいいの？

ご親戚の方にご相談してみても良いかもしれません。

長男の場合は？

基本的には「長男」であるなど、昔からの考え方である「祭祀承継者」に当たる方は先代様の宗派・ご寺院様を継がれる方がほとんどですし、わざわざ宗派替えを行う方はあまりいらっしゃいません。宗派をご変更されたいという事は、何かしらの問題を抱えられている方が多い様です。

次男は？

「次男」などに当たられる方は、あまり気にされる必要はございません。親と宗派が違うといっても、特に問題はありませんし、気にされる方もおられないと思います。

宗派を変える？

しかしながら、「宗派を変える」といっても、何が良いのかあまりわからずに相談される方が多い様に思います。

一般のかたがいろいろな宗派の僧侶の方にお会いすることは、なかなか難しくあまりご縁をいただけることはないのが実情です。その中で、宗派を変えるといっても、いったい何衆にしたらいいのか、わからずにご相談されても、なかなかお答えしにくいものがあります。

同じ仏教であっても「浄土真宗」と「日蓮宗」「真言宗」では、中身が全く違っています。また、宗派だけでなく、お寺様自身もいろんな方がいらっしゃいます。やはり人たい人になりますので、合う合わないもございます。仏教各宗を独学で学んで選ぶというのもなかなか現実的ではありませんし、ご自分で「この宗派にする」というのは難しいと思います。

まずは、宗派を変えたいとのご相談の場合は「なぜ変えたいのか？」という事をご相談いただけるとありがたいです。

実際宗派を変えられたい方のお話をお伺いさせていただきますと、どちらかというと「お寺を変えたい」という相談になっている方がほとんどです。

お寺を変える

よくよく話を聞くと、宗派ではなくお寺とのお付き合いの問題であることが多いので、「宗派を変えたい」という事は「宗派を変えたいほど今のお寺と合わない」というお声のように思います。ですから「宗派を変えたい」のか「お寺を変えたいのか」をまずお聞かせいただき、ご相談に乗らせていただきたいです。

親戚にご相談するという事

お寺を変えられる場合は、ご親戚も同じお寺様である場合が多いので、お寺を変えられるという事は、ごくまれながらご親戚に影響を及ぼす場合もございます。例えば親戚の方が檀家総代をつとめられている場合は少なからず、何かいわれてしまうかもしれません。

「親戚に何か言ってきそうな人はいますか？」

私は上記の質問を逆質問させていただきます。

この質問を受けて、お顔が浮かぶ親戚の方がいらっしゃいましたら、お話を少しされたほうがいいかもしれません。即答で、特にいないと答えられる方はあまり気にされなくても良いと思います。

お寺様をご紹介させていただくことはもちろん可能です。ですが・・・

お寺様を紹介してほしいというご依頼も、北山霊苑で受けさせていただいております。しかしながら、お客様の御声を聴いてからでないと、お答えしかねることも多々ございます。現状のお寺様とのお付き合いや、お困りのこと、変えられたい理由などお伺いさせていただき、なるべくお客様のご要望に寄り添う形でお声させていただきたいです。